新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中國建設銀行東京支店は中國本店の協力のもと、マスクの需要が急増している東京都に対し、3月10日に駐日中國大使館を介して東京都にマスク5萬枚を寄贈した。

駐日中國大使館宋耀明公使、東京都防災総合部榎園弘部長、政策企畫局外務部白鳥課長、在日中國企業協會王家馴會長及び中國建設銀行東京支店解陸一総経理が寄贈式に出席した。

宋耀明公使は「中日両國は一衣帯水の隣國であり、苦難を共に助け合う運命共同體でもあります。新型コロナウイルスが流行以來、東京都を含む日本政府を始め、様點な団體や國民よりご支援頂き、誠にありがとうございます。最近、日本國內での感染が拡大しているため、今後日本側の需要に応じ、できる限りの支援を提供し、日本の皆様とともにこの難関を乗り越えたい。各関係者共同で対応することにより、一刻も早く流行を抑制されることを期待します」と述べた。

　これに対し、東京都防災総合部榎園弘部長は「大変な時期に貴重なマスクを寄贈して頂き、誠にありがとうございます。マスクの不足が続いている中、今回の寄贈は日中友好の証だと考えます。今では、世界規模の流行となっておりますが、中國で抑制に成果が出ており、その経験を交流を通して、世界に役立ててほしい」と感謝の意を表した。

中國建設銀行はグローバル銀行であり、社會的責任を果たすことを常に心掛けており、日本で大地震などの災害発生後、積極的に義援金を寄付した。昨年臺風19號の影響で関東地方は深刻な被害を受けた際、中國建設銀行東京支店は市原市に赴き、被災後の支援・救助活動を行った。

日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56612060Q0A310C2L83000/